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心と歩む

2016年10月18日(Tue)
【吃音症】

俺には、吃音がある
過去に、言語障害について書いたものは
ブログにたくさんあるが、吃音だけに
触れたものは一つもなかった
症状の一つとして、吃音。と書いたものは
あったが。

自分としては
叫んだり、暴言が出てしまう事の方が
気になるから、トゥレット症候群について
見ていた

自分自身はトゥレットではないが、
読んでいると自分を見ているようで
不思議な感覚と、書き方は不謹慎だが
妙な面白さがある
音声チックというものに近いかな?と、思う
身震いもあるから、脳障害は似るのかな?とも

話は吃音に戻るが
読んでいると、吃音も併発する事があると

そうなのか、自分も吃りがあるよな。なんて
思い出す
毎日どもっているのに、それでも忘れていた
それが当たり前で、普通に話しているからだ
自分としては何も気にしていない
意識もしていなければ、自覚もない

同じ単語を二回以上は繰り返して
ようやく言いたい事が言えたり
お、音楽
酷い時には…お、お、お、音楽。と言ったり
目立つけど、だから何?と生きている
もちろん、スムーズに話せる時もある
指摘されたり…笑われたりした事もあるが
今では遠い昔の事だ
堂々としていれば、周りにとっても普通の事

しかし、ある日
電話で相手が噛んだタイミングで俺が
偶然、笑ってしまったらしい
俺は、相手の声や会話が嬉しくて笑ったの
たが…噛んだことを、笑ったと思ったらしい
もちろん、相手が噛んだ事なんて俺は
気が付かないし、気づいていたとしても
何とも思わない

だけれど、相手に黙られてしまい
どうしたの?と聞くと
噛むの恥ずかしいから、喋らない。と言われた

誤解を解きつつ、色々と言いながらも謝ったが
理解してもらえなかった
色々と言ったのは、俺もショックだったから

吃音が
恥ずかしい、惨めな事
あってはいけないもの、治すべきもの
と、言われている気分だったのだ
この時、久しぶりに
自分の吃音にショックを受け、意識した

話し合ったが、その後は連絡のないまま…
何だかな……。と思う

ネットでも
恥ずかしい。と言う人が多く
矯正プログラムまであった
心理的なものは治さなければならない。と
される風潮が理解できない

あったって良いじゃん
それを乗り越えているなら、性格の一部だ

今思うと、俺の小さい頃に
ST(言語や呼吸のリハビリ)に連れて行かれた
ことも…親が、変。と思い、治させたかった為
かも知れない

緊張すると
いつもより吃音が出てしまい、会話にも
時間が掛かるが、大切なことは
話したいことを、ちゃんと言うこと
聞いてくれる人は必ず居るから、諦めない

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11:28
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