2009年03月02日(Mon)【悠雅出産秘話続き2】
奴はそばにいるけどうたた寝をしたり腰をさすってほしいと言ってもさすってくれるのは違う場所だったり力加減が全然なってなくて、痛みと、奴へのストレスで私のイライラはピークに達して来ていた
ナースコールで助産婦さんを呼ぶと助産婦さんがすっ飛んできてくれた
『先生腰がとてつもなく痛いんです』
助産婦さんは奴にどくように指示をすると陣痛が来るたびにピンポイントで腰やお尻をマッサージしてくれて陣痛が来てないときは手を握って頭や背中を優しく撫でててくれた
時々『喉はかわいてない体制きつくないほしいものある』など絶妙のタイミングで聞いてきてくれて、そのたびに『枕が欲しい冷たいタオルが欲しいジーュスが飲みたい』など要望が言える余裕ができた
６時ごろ、陣痛の間隔が1分間隔になったのを見て、助産婦さんがまた内診をするといい指をぷすり
『子宮口が９，５センチまで開いてるねあと少しまだ力まないでね我慢よ』そういいながら腰をぐいぐい押したりマッサージをしてくれていたが７時ぐらいに奴に引き続きマッサージをするように指示をして助産婦さんは先生を呼びに行った
でも行ったきりなかなか戻ってこない
１５分ぐらいたった頃、先生と助産婦さん２人、小児科の先生？がぞろぞろと入ってきた
あとからマリが仲良かった助産婦さんが応援にかけつけてくれた
赤ちゃんを産む最終スタンバイをして内診が始まった
このとき７時半ちょい前『先生、子宮口全開です大丈夫です』
あとは私が赤ちゃんを産み落とすだけ
痛みもピークだし陣痛も１５秒～３０秒間隔？ぐらいで来てる感じがした
助産婦さんが『お母さんもう力んでいいよここまでよく我慢したねもう我慢しないでいいよ次陣痛が来たらおもいっきり力んでね』
私は力いっぱい赤ちゃんを押し出そうと全神経を集中して力を入れた
パシャって膜がやぶれ？羊水があふれでた音がした
とてもなま暖かかった
１回力んだだけでどっと疲れた『先生水飲んでもいいですかなんかお腹すいちゃった』
応援できてくれていた仲良しの助産婦さんがちょっと待っててって慌てて部屋を出ていった
仲良しの助産婦さんは水とチョコレート、じゃがりこをもって来てくれた
『力んでる真っ最中にお腹すいたっておかしほおばるなんて私の知ってる限りでは前代未聞だよ』って仲良しの助産婦さんに笑われ
また力み開始
『先生あと１～２回で出します』そう宣言して２回目の力み
頭が出たり入ったりを繰り返してる間に水分補給とチョコレートを頬張ってたら『赤ちゃん頭引っ掛かってるから、陰部切開するね～』
と、言われハサミチョキチョキ
バチンバチンバチンバチンって音がしたと思ったら『オッケーと』言われ
引き続き３回目の力み
『先生お願いします』そう言って全力で赤ちゃんを押し出した
ぬ～るぅ～っって赤ちゃんが出ていったのわかった
数秒後赤ちゃんの泣き声が聴こえて
私は疲れはてたのとやりとげたのでチーンって感じ
７時４４分無事に元気な赤ちゃんを出産しました
先生がすぐに赤ちゃんを抱っこさせてくれて無理矢理おっぱいをくわえさせた
赤ちゃん軽くイヤイヤしてたけど赤ちゃんの顔を見たらいきなり母乳が溢れてきて赤ちゃんも匂いにつられて一生懸命飲んでた
少したって赤ちゃんが身体測定のために先生たちとどっかに行ってしまい私は助産婦さんに体をふいてもらったり胎盤を産み落としたり切開した場所を縫ってもらったりした
多分人間の痛み的には赤ちゃんを産み落とすときあたりが陣痛やら切開やらまた広がる痛みで一番ピークなはずなのに痛すぎて痛みで体が麻痺してたし一生懸命で産むことだけに集中してたからわからなかったんだとおもう
使命を果たし終えたあたしには切開した場所を縫うときがとても痛くて痛くて何度も悲鳴をあげて『優しく縫って下さいでもきつく縫って下さい』ってバカなお願いをしていた
なんだかんだおちついて病室に案内されたのは９時を回った頃だったと思う
車イスで助産婦さんが連れていってくれて、私の腕に点滴がさされた
陰部が痛い
疲れてるはずなのに興奮からかなかなか寝れない
しまいにはトイレにいきたくなった
動きたくないのに
そう思いながらナースコールを押した
『すいませんトイレです』ナースさんはガタイのいいおばちゃん先生
『車イス使う抱っこしてあげようか』と言われ思わず『歩きます』と答えた
トイレまでの距離がとてつもなく長く感じた
歩くたびに下着に陰部がすれて傷口が痛む
～続く～
14:47:15
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